夢破れて・・・

就職早々パワハラを受ける新社会人のブログ

最初からクライマックス

確信 4月10日

この日は前任者の方がまたいらして引き継ぎをしていました。

 

一日ついていただいたおかげで、やっと自分の仕事の全容が見えてきました。

また隣からも口出しが少なくそれなりに落ち着いて仕事ができました。

ずっとそうならいいのに。

 

この日も残業をして帰る時、隣の上司のさらに上の上司の方や前任者から「あの人も経験のある人だから相談してみて」という旨のことをいわれました。

関係がうまくいってないことを察しているようでした。

またその口ぶりから隣の上司の方からそういった話があったのではないかと推測しています。

さらに「あの人こわい?」といった質問もされたことからやはり何がしかのやりとりがあったのであろうと確信しました。

だからそういったフォローをしているのだろう、と。

ただいくら様々な経験を重ねたひとであっても相談にまともに取り合おうとしないのではまったくもって無意味でしょう。

もうだめだと従順に泣きつくのでも待っているのでしょうか。

長時間の小言を言われて仕事を止められても困ってしまいます。

上司の意図がどこにあるのかいまいち理解できません。

 

研修期間 4月2週目

1週目からハードに過ごして2週目に研修。

ただ、上司は「研修なんか行かせてる場合ではない」と騒いでいたが結局参加しました。

研修中は心が少し休まる…わけでもなかったですね。

というのもたまっていく仕事を誰かがやってくれるわけでもありませんし、それでも期限は迫っていきますし、明らかに自分のキャパシティを超えています。

研修会場が職場のある本部であったため、研修開始まで仕事をしてから参加しました。

そして研修後、残業して仕事をしていました。

研修ってなんだろ…

研修期間中、他に配属された同期たちが楽しそうに話をしているのを見てなぜこうも違うのかと同じように本部に配属された同期たちとため息をついていました。

みな希望に満ち溢れきらきら輝いていました。

自分もああなっているものだと思っていたのに。

 

研修後の残業では上司に無視されたり、書庫で衆人環視の無い状況で「そんなこともわからないのか」と嫌味を言われ続けたり、心身をすり減らしていました。

終わらないなら土日も来いと暗に言われることしばしばありました。

強く言われるのは自分くらいで他の同期たちには優しく声をかけているのを見て確信しました。

自分は目の敵にされている、と。

楽しく雑談していても決して私には触れようとはせず、また私が会話に入っているときには絶対に入ってこようとはせず(その方が好都合ですが)、なんだか孤立させられているのではないかと感じるようになりました。

仕事のストレスで過敏になって被害妄想を膨らませている部分もあるのかもしれませんが、そういった状況に陥ること自体が本来ならおかしなことではないでしょうか。

 

その上司には「みんなそうして乗り越えた」と言われました。

嫌味を言われ、無視をされ、仕事の相談も乗ってもらえず、一人で抱え込んでいたことをなのでしょうか。

もしそうなら自分がされたことを次にも同じようにすることだけはしたくないです。

こんな思いさせたくないですし、自分もこれ以上はつらいですから。

両親に仕事の話をするのがつらい

土日でも仕事のことが頭にチラついて楽しめない。

心が休まらない。

両親に心配をかけさせているのがつらい。

社会人になって両親を安心させたいとずっと思っていたのに。

ずっとぐったり疲れていてまともに会話できない。

ストレスで両親に八つ当たりしそうで。

「こんなことをしているっていろいろ仕事の話を聞けると思っていた」と言われて心が痛む。

暗い雰囲気でいたたまれないだろうな。

初任給でご飯をごちそうしようと思っていたのに、

楽しく団らんできると思っていたのに、

ライブや旅行にも行きたいのに、

そんな気力が全然湧かない。

仕事量が多いのはまだいいが…

仕事量が多いのはまだ何とかなるかもしれない。

でも、なにもわからないで放置されるのはつらい。

何も教えられるわけでもないのにプレッシャーをかけられ続ける状況。

新規採用のひとにすることだろうか。

休日周りに聞いたら皆一様に驚いていた。

いまどきそんなところがあるのか、そんな意地悪をする上司がいるのか、と。

昔ならないこともなかったが、そんなことしても自分の首を絞めるだけなのにそんなことがあるか、と。

一見お堅い業種なのにわからないものだなあ、と。

仕事は教えてもらうものではない、覚えるもの。

厳しいひとはそう思うかもしれない。

覚えると言っても、まったくのゼロの状態からどう覚えればいいのだろうか。

進め方はもちろん自分が何をやっているのかも理解できていない状況で。

期限が4月にある中、考えて質問しても「しらない、わからない、自分で何とかしろ」と突き放される状況で。

憂鬱な休日は今なお続いている。

ブルー 4月3日

研修も何もなしに職場に放り出されて3日目。

やっと引き継ぎを受けました。

 

やっとスタートラインに立てる、そんな気持ちでいました。

 

隣から何度も「よく話聞いとけよ」とまたプレッシャーをかけられましたが、それだけ大切なんだと感じていました。

 

引継は正直よくわからなかった。

というのも量が多すぎて頭で理解する前に次から次へと説明があり、まるで追いつかなかった。

「引継書を読んでおくように」と言われていたため他は何もしていなかったのもありますが。

まるで進まずどうするかといった雰囲気に。

また引き継ぎに来てもらえるように上司の方から話を通せないかとお願いしてみたところ「そんなに甘くないで、自分でやれや」とまたピシャリ。

4月中に終わらせなければ始末書ものだと脅されながらも仕事はわからずどうしていいかわからなくてどうしようかとつらい心境で帰りました。

 

隣のあの人から差し入れを自分にだけ配らない嫌がらせをされたのもこの日です。

引き継ぎに来た前任者に指摘されて自分にも渡してきましたがまるで悪びれる様子もなくわざととしか思えませんでした。

この頃からすっかり隣の上司に対して不信感を持つようになりました。

 

「やってることは簡単、前よりも楽になってる」「こんな仕事効率化すればあんたは採用されてないよ」「みんな乗り越えてきたから自分でやれ」etc…こんな

調子でも第1週目からねちねち言われ続けていやな気持になりました。

それでもやるしかないという悲壮感をだしていたため人事なんかからは「そんなに根詰めないで」とも言われましたが、それでも誰も頼れないという絶望的な状況でどうしたらよいのだろうか。

隣の上司に相談しても「自分で調べろ」それだけ。

 

実家に帰りたい。

プレッシャー 4月2日

新社会人2日目。

昨日今日と周りでは同期が引継をしてもらっているなか自分はまだでなんだか焦っていたのを記憶しています。

 

ただ他の人の引継で来ていたかたに少し教えてもらって仕事を教えてもらいました。

自分が質問をよくするせいで、もとの引き継ぎが終わりきらず前任者の方は少しいらついているように見えましたが…

 

 どんなことをしていいのかイメージがつかず引継書を見まわしていると隣のあの人から、「そんなもの見ても時間がもったいない」と書類や仕事関係のファイルをどんと渡され戸惑う中「あんたがはやく仕事しないと他が回らない」「できなければトップに迷惑がかかる、始末書を書かされる」「そんなことになったら大変だからはやくしろ」「内部のことは業者には関係ないことだからやれ」と急かされ、プレッシャーをかけられはじめて自分の責任の重さを知ると同時にそんなことを新規採用のひとに言うのか、やらせるのか疑問がわきました。

 

 この日は7時か8時ころに職場を出て帰りました。

 

 

違和感 4月1日

あこがれの電車通勤、都会的な高層ビルでの勤務、駅から近くて「ああ、これで自分も社会人だ・・・」と感慨深くなっていました。

実際には、内定を得てそこで働くかは非常に迷いました。というのも必ずしも希望通りではなかったからです。

それでも面接時での幹部職員からの熱意や実際に会った職員の方々の雰囲気等からここならという気持ちでした。

 

同様に採用される同期たちと緊張しながら辞令をもらいそれぞれ職場へ向かいました。

本部と出先といくつかあるなかで私は本部になり少し優越感がありました。自分は期待されている、ツイている、と・・・

 

他に何人かの同期とともに配属先であいさつをしました。

緊張しながらも周りを見渡しながら。

あれ?なんか下向いたり仕事を続けたりしてあまり関心がなさそう・・・

ま、まあ忙しいところだとは伝え聞いていたのでそんなものかと思いました。

 

そして自分の席に案内されました。

デスクの上には自分の名前の入った職員証(ネットでよく言われるいわゆる「首輪」)と名刺をみて「おお」と感動しました。

自分のシマ(いくつかのデスクを集めた人のブロックをそう言うらしい)は人事異動が多くほとんど入れ替わり、新規採用の同期も多くが一緒になり安心したものでした。

ただ、昨年度から入れ替わらなかった職員が、隣の席のこの人こそが今もなお自分を苦しめる張本人になるとは・・・

 

机上の引継書や書類を見てもちんぷんかんぷん。専門用語が多く、社会人経験のなかった自分には理解できるわけもなく・・・

とりあえず職場でのコミュニケーションをとろうと上司に相談してみると、「まずは全部目を通せ」とピシャリ。

うーん、いきなり出鼻をくじかれた気分だが忙しそうだから仕方がないか。

同期の中にはすでにも引き継ぎを受けているものもいて焦って前任者と連絡をすると「焦らなくてもいいよ、引継書に目を通しておいて」といわれほっと一息。

隣からは「引継書なんか読んでも時間の無駄だから」とも…うーん…

 

この日は特にできることがなく定時ころに帰りました。

 

ただ、このときの違和感は間違いではありませんでした。